ライブレポート33(by 清水裕介)



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2004.1.13. 高円寺 Show Boat

Open…19:00〜、Start…19:40〜、Dixie Porkは1バンド目、Charge…前売り1800円、当日2100円


当日の出演バンド順(2バンドだけかよ…)

1、Dixie Pork
清水棒立ち…帽子が気になる
2、That's On Noise
さすが慣れてるといった感じ


喫茶店で休憩中 他のバンドのキャンセルが相次いだらしく、当日はうちらを合わせても2バンドだけだった

曲目

1、パライゾ
2、Jagtime Ragband
3、Dixie Train
4、One Night Swing & Jive
5、夕立
6、Mountain Pa Pa
7、Find My Country Road


 ブッキングマネージャーの印藤さんがゲキ痩せしていた。印藤さんとは去年から通算4回ぐらいお会いしている がそのたびに痩せてどんどん小さくなっていってる気がする。心配である。去年の暮れから正月にかけて大風邪をひいたらしい。 正月は激しい吐き気に悩まされずっと寝込んでいたという。そう言う僕もこの冬は風邪にやられてしまった。去年の風邪が直って もうひかないだろうと油断していたら今年もやられて一冬で2回もひいてしまった。それでも今年のヤツはすぐ直ったのだが去年の ヤツは大変だった。熱は初日に出てすぐひいたがセキがずうっと止まらない。結局完治まで2週間ぐらいかかったんではないか。
 下痢も吐き気もなく昼間は普通に過ごしていられたのだが夜になるとセキが出て眠ることすらままならない有様。とくに僕は夜勤で 電話対応のアルバイトをしているもんだから散々だった。しゃべれねえっつうの。結局は町医者にかかり抗生物質を飲んだら一発で 直ってしまったが、僕は健康保険をきちんとお支払いしていないもんだから実費で6〜7千円もかかってしまったよ。皆さんはバカな 奴だ、保険料ぐらいきちんと払っておけばいいのにとお思いでしょう。確かに僕も非常に口惜しい。しかし僕とて保険料未納という 大暴挙の前でまったくの無策に甘んじていたわけではないのだ。
 僕なりの対策は立てていた。その策とは病気・ケガをしないことである。またはしてしまっても医者にかからないこと。これは 並大抵の努力、精神力で出来ることではない。僕とて、はからずも去年は町医者風情の世話になってしまった。しかしなさねば ならんのだ。なぜなら僕等はバンドマンである。だがいまだ音楽活動による十分な報酬は得られていない。日々のアルバイトによる わずかな収入により食費、家賃、光熱費その他もろもろをまかなっている状況だ。しかも不定期な音楽活動、もしくは創作、 演奏力向上の為の練習にあてる時間は確保しなければいけないためバイトは毎月めいっぱい出来るわけではない。
 とすれば余計な出費は極力押さえなければならぬ。ということは健康保険料、厚生年金、市民税などとても払っている場合では ないのだ。つまらない病気や怪我をするなどもっての外。しかしロックンロール的不摂生な生活や酒タバコ等などナド等はもちろん 欠かすわけにはいかない。とすればどうするか。己の精神力ひとつで健康状態を維持するしかないではないか。病は気からの精神を 日々実践する生活を僕は選んだのである。
ドラムは常に後ろにいて見にくい やはり観客の視点からではドラムは見えない…  しかしながら去年は返す返すも口惜しいお医者ごときのお世話になってしまった。あとちょっとで一年のりきれたのに。くくっ。 だから僕は祈った。元日の氷川神社で強靭な肉体とウィルスに負けない巌のような精神力を。でも年始めに早速風邪をひいちゃった。 医者にはかからなかったけどもね。まったく先が思いやられるぜ。
 ようするに僕が何が言いたいかまとめるとだね。我々売れないミュージシャンは体が資本、アルバイト一つとっても己の体と時間を 切り売りしているようなものである。過酷な状況ではあるが強い意志の力でもってジリジリと己の夢の実現に近づいていくしか ないのだ。努力だ!根性だ! そんなようなことをこの日は考えていたかな。



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