ライブレポート32(by 渥美朋久)



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2004.1.11. 入間 Fellow's

Open…18:00〜、Start…18:30〜、Dixie Porkは3バンド目、20:00〜、Charge…1000円


当日の出演バンド順

1、YFA(Yamato Featuring Africa)
バンド名に相応しくアフリカ度高し
2、如(ごとく)
写真右端の人が、このライブの企画者タナケンさんです


3、Dixie Pork
写真は演奏後で緊張が解けた瞬間
4、ヤマザキヤマト
アンコール曲ではお客さんも踊り出して大盛り上がり!



打ち上げもここ Fellow's で行われた (いまさら)曲順をカンペに書く

曲目

1、Find My Country Road
2、Jagtime Ragband
3、Dixie Chile
4、Dixie Train
5、One Night Swing & Jive
6、デキシー・ブーガル
7、夕立
8、Mountain Pa Pa
9、パライゾ


  師走の慌しさも去り、正月独特のあのなんとも言いがたい、ふぬけた雰囲気もはやくも 去ろうとしている1月11日、僕達デキシーポークは入間フェローズで年明け1発目のライブを向かえた。
 それにしても今年1発目のライブをフェローズで向かえるのはいかにも僕達らしかった。というのも僕達が埼玉の片田舎の狭山に 越してきてからなにかと音楽関係の幅が広がったのもフェローズからであったからだ。「とりあえず原点から出発しましょう」っていう スタイルになった僕たちがフェローズにひきこまれたのもわからない話ではなかった。
 それにしてもフェローズではいつも素晴らしい出会いに恵まれるが、今回「如」(こう書いて「ごとく」と読む。ちなみに僕は本番 当日のリハーサル時に「ごとくさ〜ん。」と言われてるのを聞くまで「じょ」と読んでいた。まったく「如」の読み方を迫られる場面 に遭遇しなくてよかった・・・)のギタリスト「タナケンさん」こと田中健さんの企画で例に漏れず素晴らしい人達が集まった。

 1バンド目の「FYA」さんにはのっけからぶったまげた。こちらのバンド編成がアフリカン打楽器と ダンサーなのだ。メロディー楽器なんてひとつもない。ただただ打楽器とダンスの絡みなのだ。さらにいうとそのダンスも拍子 に合わせたものではないので、初めは共感できずにいた。しかしさらに見ていくうちに調子の違うはずだった打楽器とダンスが ぴったり寄り添うように高揚していく感じがした。それはとても新鮮で音楽における感動の幅がぐんとひろくなった経験だった。 恐るべしアフリカンである。
 2バンド目はこのイベントの企画者「タナケンさん」のバンド、無学な僕が読めなかった「如」だった(ちなみにもう一度 言いますが「ごとく」と読むんですよお母さん!!)。「如」さんは Gt,Ba,Dr,Vo & Key という編成で、Vo の通称「つん」さんの、 やなこと全て洗い流してくれるような美しい声と都会的な楽曲。しかしそれとは対象的な荒々しいサウンド(メチャ馬です)が 新鮮だった。ほんとにレベルが高くて難しいところを狙っているな〜と感心した。それにしても Vo のつんさんはお話しても 歌っても魅力的だった・・・
 3バンド目は僕たちデキシーポークなんですけど、僕たちはまあイイでしょ、割愛ってことで・・まあ見に来て下さい。 すんごくいいから。
 そして僕たちが場を盛り上げた?あとその日のトリを務めていただいたのは凄腕ソロシンガー「ヤマザキ ヤマト」さん。 この方は以前にもある野外イベントでご一緒させていただいたことがあり、その素晴らしさを僕たちは充分に堪能しているんですが これは皆さんにライブをお伝えするライブレポートなので今一度ヤマトさんをご紹介します。ヤマトさんはおひとりです。 さっきも言ったとおりソロシンガーなんですから。しかしヤマトさんがすんごいのはひとりだからってコード楽器を弾く わけではなく、僕なんかじゃ名前も知らないような非音階楽器を駆使して歌を歌うんですが、また演奏がまたお上手で、 そのご機嫌な演奏にノッタ歌はホント心に響き渡ります。詩が美しい旋律に包まれて自分に伝わるわけではないのですが、その分 詩がメッセージとして直接入ってくるんです。この日だってヤマトさんが演奏を始めてまもなくお客さんはやられてしまって すぐに一緒に歌い出す始末でした。「まったくなんて求心力だろう」って、ちょっと嫉妬まじりに思ったそんな僕も歌って しまいました。そんな風にみんながひとつになってしまうライブをひとつで創り出すちからはヤマトさん以外に感じたことの ないものだった。改めて思った。ほんとに凄いこの方は・・

     フェローズはいつも驚かせてくれる。
     フェローズはいつも出会わせてくれる。
     僕が予想もしないような素晴らしい人に出会わせてくれる
     今年1発目のライブはほんとに充実していて、こんな感じで
     一年間ライブをしていきたいなと思った。タナケンさん、
     フェローズのマスター、対バンの皆さんありがとうございました。


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