ライブレポート61(by 小口一真)



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2005.2.20. 入間 Fellow's

Open…19:00〜、Start…20:00〜、Charge…無料(投げ銭)


ワンマンライブ

Dixie Pork
今までの感謝を込めて



曲目

 
 1st.Stage  2nd.Stage
1、パライゾ 1、My の Money
2、Find My Country Road 2、Gumbo
3、Pick Up Your Head And Walk 3、Dixie Train
4、ドライブヘ行こう 4、Good-day Sunshime
5、あくびの出る歌 5、ドアドア
6、ガッチャ 6、Strawberry An A
7、Jet Stream 7、旅の途中
8、田園少年 8、Mountain Pa Pa
 9、いつもここから(Encore)


照れ屋だった Fellow's マスター

  Fellow`s ・・・ 仲間、友人の意

  第一章  渥美と竹内

 「忘れ物はないか?」
「ああ。」
「じゃあ、車は2台に分かれて行こう。俺とたけうっちゃんは一緒に行くから、しみちょくとこぐちゃまは、こぐちゃまの車で 行ってね。」
 ブーン…  走り去る車の音

   ―― 車内にて ――
 沈黙を破って竹内が話し出す。
「今日で最後だね。」
 …うなずく渥美。
「色んなバンドと出会ったよなぁ、Trees、石井明夫、ヤマザキヤマト、数え上げたらきりがないや…。」
 耳元の言葉を受けながらも黙々と運転する渥美。そして…
「着いたよ。」

最後まで我々の宣伝に余念がないマスター

  第ニ章  しみちょくの身支度

 髪をとかそう。歯も磨こう。メガネを拭こう。
「おい、小口いつまで寝てんだ。もう出発するぞ!」
「ふわぁぁ……」
「渥美と竹内は先行ったから、俺と小口で一緒に行こう。」
「ふゎぁぃ。」

   ―― 車内にて ――
「コンビニ寄ってかね?」
 運転しながらつぶやく小口。
「急がなくちゃ間に合わんだろ。我慢しろ!」
 不機嫌なしみちょく。
「チェッ。」

今日はお客がいっぱいだ

  第三章  レコードは回る

 ノリのいいやつ、そう、それだ。思いっきり愉快なビートを聞かせてくれ。もっと大きな声で。ずっとそうだった。 始めから終わりまでそうだった。何だ?もうやめちゃうのか。まだ飲み足りないぜ。俺は全然酔ってない。

  第四章  ポークの連中

 何百曲と奏でてきたよ。いい日も悪い日もあった。Hey マスター!不機嫌な顔しないでくれ。次はもっといい演奏 するさ。楽しみにしてておくれ。ルッキングフォーアードってやつさ。もっと馬鹿になってやる。音楽馬鹿にね。骨の髄までロックに なるのさ。

久しぶりのPちゃんも来てくれた

  第五章  パーティーの後で

 今までで一番最高の動員と拍手をもらった。
「良かったよ」
 マスターから最初で最後の誉め言葉。
「今までありがとうございました。」
 心から礼を言う小口。Trees の David と話し込むしみちょく。渥美も竹内も沢山の人に囲まれながらコロナビールを飲んでいる。
「いけね!!」

  ガシャーーン!!

  第六章  コロナビールの件

 コロナビールはフェロウズに来た時、俺達ポークが最も愛した酒だ。フェロウズのステージ前にはもってこいの、 景気のいい酒だ。
「いけね!!」
 渥美の慌てた声と共に、テーブルの上のコロナビールが地面に叩きつけられた。

  ガシャーーン!!

 それはフェロウズとポークの最後を象徴するかのようであった。しかし…
 瓶は割れなかった。しっかりと形を保ったまま転がっていた。

        ライク・ア・ローリングストーン


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