ライブレポート６（by 竹内大輔）

さて、いつものように遅刻した（今回は40分遅れた…まだいいほうだ）我々は、いつものように平謝りでリハを開始し、いつものように五分五分のリラックスさで本番に臨んだ。そして慣れた曲順のもと演奏は着々と進み、最後には田園少年…ここでふと思った。最近同じ曲ばかりやっているような…そんな気がした。
少しは変えているのだが基本的に〔つかみ系の曲〕→〔盛り上がる曲〕→〔落ち着かせる曲〕→〔さらに盛り上げる曲〕→田園少年というパターンが多い。まあ初めて聴く人にはいいのかもしれないが、何回も来ている人にはどうなんだろう…。よほどこのバンドが好きじゃないと飽きてしまう事は必至である。かといって毎回違う曲だと、今度はバンドのイメージをお客さんに伝える事が難しくなる…というか曲を覚えてもらえない…つまりバンドも覚えてもらえない。
自分が客だったらまた来てみたい、と思えるライブにしないとバンドとして厳しいものがあるというのは周知の事実で私もわかってはいるのだが、また来てみたいとまで思えるライブとなるとそこまであったかどうか…（私個人の問題です）。確かにやってて楽しいということはある。だがそれだけでは客は増えない…。

今年の３月はとてもライブが多い。だからこそ色々挑戦していく事が必要なのである。おりしも次回から、新曲や今まで眠っていた 曲も演奏していくらしい。大変歓迎すべき事である。何気に曲のストックは結構あるのだ。
この月がある意味勝負かと思われます。どうか暖かく見守ってください。