ライブレポート56(by 渥美朋久)



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2004.11.28. 飯能カフェ夢月

Open…18:30〜、Start…19:30〜、Dixie Porkは3バンド目、約20:00〜、Charge…1500円


当日の出演バンド順(1バンド目の前に、ヤマザキヤマトさんがオープニングを行う)

1、Ovos
バンド名変えてから初の対バン
2、柳澤英太郎
孤高…という言葉が似合いすぎ
3、Dixie Pork
大変リラックスして演奏できた気がする
これも飯能の持つ雰囲気のおかげなのか


4、さばいばる伊藤&Dogs小高
最後はバンドの形態で魅せてくれた
5、ヤマザキヤマト
いつも以上に迫力があり、そして面白かった
CD発売、おめでとうございます!買いました!



まずオープニングにヤマザキヤマトさんが出演し、
最後にもう一度出てくるという演出を行っていた

曲目

1、Mountain Pa Pa
2、あくびの出る歌
3、Good-day Sunshine
4、Dixie Chile
5、夕立
6、愛の証
7、Jagtime Ragband
8、All The Night


 僕達がこの日の主役、ヤマザキヤマトさん知ったのは、たしか入間のBar Fellow's に出演し、 対バンしたときだったと思う。ジャンベを叩きながら歌い続け、子供達にも大人気のヤマトさんの姿には、少なからず衝撃を受けたもので ある。一人なのに、多くの客を相手にしても圧倒してしまう存在感、カリスマ性は1度見ただけで十分に伝わった。その後もヤマトさん とは、ちょくちょくいろんなイベントでお会いしていたのだが、なんとついに1st.アルバムを発表するとやらで、お祝いのイベントが この日行われたのだ。しかもこのイベント、ヤマトさんが企画したわけではなく、周りの人々が企画したというから驚きである。なんと いうカリスマ性、Dixie Pork じゃ考えもしない。
まずタナケンさんからお祝いの挨拶 お祝いの挨拶のあと、渥美がシャンパンを開ける
キャバクラ店長である渥美は、さすがに手つきが慣れている  イベントには Ovos、柳澤英太郎さん、さばいばる伊藤さん&Dogs小高さん、そして僕達 Dixie Pork が参加した。集まったのはみんな ヤマトさんを大好きな人たちばかりだったので、当然イベントは盛り上がった。

 まず始めにオープニングは、今夜主役のヤマトさんが見事に飾った。しかしホントにヤマトさんはすごい。1人で ステージに立っただけで、周囲を巻き込むオーラを放っている。僕たち Dixie は何気にヤマトさんの楽曲をかなり覚えているので、 ヤマトさんが曲の頭を歌っただけで、あーあれだ、と反応できてしまう。まさしくプロのライブを見てる感覚である。ただのオーディ エンス、又はファンである。そして3曲ほど歌い、ヤマトさんはまだ尾を引くままステージを Ovos に譲った(ちなみに、この日は ヤマトさんがアタマとトリを両方つとめるというライブ構成だった)。
 Ovos も Dixie が何度も対バンさせてもらっているバンドである。ドラム、ギター、ピアノ、そして歌からなる大人なボサノバサウンド は、リラックスした空間をつくっていた。ほんとゆったりと時間が流れている感覚である。いま流行りのスローライフにもってこいの サウンドだ。しかも曲間にはギターのタナケンさん、ピアノ&ボーカルのつんさん(♀)の、テンションは低いけど確実に笑いを呼ぶ シュールなトークがもれなくついてくるから、このバンド、必見である。
 次に出演したのはギター1本、体一つで熱くうたいあげていた柳澤英太郎さんだ。この方と対バンしたのは初めてだったが、心に響く 歌詞をゆっくりと、しかも熱く感情剥き出しにうたっていた柳澤さんには、ソウルを感じた。心におさまらない思いを詞にして歌にする という歌の原点を、柳澤さんは本当に感じさせてくれた。
上の我々の写真では、清水さんが端っこに
切れているため、ここに出させて上げます  そして僕たち Dixie Pork。この日は新曲をひっさげて、このイベントに参加した。僕たちも入間、飯能のイベントに参加してきて、 少しは顔を知られるようになってたらしく、お客さんみんな Dixie Pork の演奏にまぢで大きな拍手をくれた。あったけぇ〜…って、絶対 メンバー全員感じたはずだ。僕たちは温室育ちなのか、都内ライブハウスでアウェイを感じるとホントにみんな固くなり、なんかなぁって 演奏になることが多い。しかしこの日カフェ夢月は完全にホームだった。間違いなくいい演奏だったと思う。あ、そうか、すべてをホーム に変えてしまえばいいんだって、いま思った。そうすれば百戦錬磨かね。Dixie Pork 最強伝説は近いね。
 僕らのあとに出たのは、さばいばる伊藤&Dogs小高だった。ギターをかき鳴らし、熱く歌う伊藤さん。それとは対照的に静かに、しかし 鋭く合いの手を入れる小高さんは、まさに Hot & Cool。2人のせめぎあいが、濃密な空間を作り出していた。さらに後半からは伊藤さん のご子息「ミキヤ」くんがドラマーとして、そしてその友人もキーボーディストとして参加。なんと2人とも小4!元気いっぱいのプレイ に心が弾んだ。
 そしてこのように会場が暖まって、最後はやはりヤマトさんがしめるわけで、占めたのである。

 最初の方にも書き記したが、ヤマトさんは、ほんとプロを感じる方で、最後もやっぱりヤマトさん1人に釘付けに なった。鬼気迫る勢いで演奏するヤマトさんはカリスマだ。周りが放っておかないのも納得できる。そしてそんなヤマトさんのために 開かれたイベントに参加できて本当に良かった。
 夢月を去るときは、いつも清々しい気持ちになる。純粋に音楽をしつづける人達に会えるからだと思う。そして、そんな人達と これからも出会っていけたら、きっと音楽を好きでいつづけることができるんだとも思った。


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