とりあえず写真は Dixie Porkのみ |
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それは、秋風が冬の到来の前に与えてくれた暖かいプレゼント、小春日和の気持ちのいい日に行われました。アート
と音楽の祭り、みたいなふれこみで、僕らは数日前に、尊敬するさばいばる伊藤さんに出演を依頼され、入間市の会場に臨みました。
会場に着くなり驚いたのはその雰囲気。おばちゃん達がカレーやサンドウィッチを販売している脇で歌う、さばいばる伊藤氏とドッグス
小高氏。2人の奏でる音楽が青い空に吸い込まれて…。僕は100円で買ったビールを飲みながら、まさに「酔いしれ」ていました。
最近、こういうイベントに参加すると、知っている人が多くなってきているのが面白い。家族連れのヤマザキヤマトさん、さばいばる伊藤
さんも奥様と、愛息わんぱく小僧、ミキヤを連れている。小高さん、相変わらずサングラスと帽子が似合う。喋りかけてくれる人も多くて
何だかワクワクしてしまう。先述したミキヤなんて、僕があげたエアーガンを撃ちまくって、人に当たって怒られてたっけ。わんぱくだ
なぁ。みんな本当によくしてくれる。少し遅れて駆けつけてくれた僕らの兄貴、Ovos のタナケンさんなんて、僕らのライブを父親の
ような目で見てくれる。まさに兄貴。まったくありがたい。小高さんやさばいばる伊藤さんも、僕らに出会いを紡ぐんでくれる。涙が
出そうだ。カレーもうまかった。
僕は最近思う。こんな素晴らしい方達に、必ずや恩返しをしなくてはならない。いいライブをすることもそうだし、 もしかしたら売れることがそうなのかもしれない。でも僕は思う。デキシーポークというバンドがより多くの方に愛されるようになる こと、これこそが「輪」「和」を作っていくのだと。
ライブの後、皆で片付けをして、皆でおにぎりを食べた。そこには、忘れかけた日本の幸せの縮図があったような
気がしてならないのだ。
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