ライブレポート50(by 竹内大輔)



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2004.10.12. 渋谷クロコダイル

Open…18:00〜、Start…20:00〜、Dixie Porkは1バンド目、Charge…2000円


当日の出演バンド順

1、Dixie Pork
竹内が写ってないのが惜しいショット
2、Dx Choco
エフェクト効果に圧倒された!
今回レポートで触れてません…すいません



相変わらずアキバ系で攻めるのか…
カップヌードルを食らう清水裕介さん

曲目

1、Find My Country Road
2、One Night Swing & Jive
3、ドライブへ行こう
4、ドアドア
5、Dixie Train
6、Gumbo
7、夕立
8、ぐるぐる Night
9、ガッチャ 10、Mountain Pa Pa


 久しぶりのクロコダイルでのライブだ。そして今回はライブレポートを始めてから、ちょうど 50回目にあたる日だ。だから何なのだ。
 さて、いつものことながら1時間ステージということで、今回は10曲と曲数も多い。でも最近は長いステージを多くこなしている Dixie Pork である。これくらいのことで大変だと思ってはいけない。いつも思うのだが、ライブレポートでは大体、何曲目にこれを やって…という文章を書いていることが多い(他の人は知らないが…)。だから、今回はMCについて触れてみたいと思う。
 MC云々より演奏の方が大事だ!…と思われるかもしれないが、いやいや、MCもライブの一部分と思っていいくらい大事な演目だ。 ライブで唯一、演奏者とお客さんが身近に感じられる時間でもあるのだ。曲順はいつも上の方に書いてあるので、それを参考にして もらって、ここでは曲間のMCをそれぞれ取り上げてみたい。

渥美が写ってないのが惜しいショット

 最初にMCが入ったのは、2曲目の終わった後…一真の「ありがとうございます。Dixie Pork です。」という 挨拶から始まった。そして「いいステージというのは始めの2曲でわかるもので。」の後に、「いいお客さんというのも始めの2曲で わかるもので…。」と続いた。結構挑戦的だ。お客さんはじっとこちらを見ている(ような気がした)。まだまだ一真の挨拶は続き、
「ライブでは何が楽しいかというと、ステージ上から見える、いい女の人の顔ですよね。…まあ今日はあいにく、いい女の人はいません でしたけれども。」
「あらあら。」
 素早く清水の合いの手?が飛ぶ。なかなか呼吸のそろったMCであったといえる。そして、3曲目に入る前にはお馴染みのセリフ、
「それでは、このとっちゃん坊やが歌います。ドライブへ行こう!」
 渥美が歌う歌は、大抵こんな感じで紹介される。渥美本人は嫌らしいが、それでも一真のMCを止める事は誰にもできないのだ…。

 その次にMCが入ったのは4曲目の後だ。これも一真で、「ハムスターに噛まれて亡くなった男性がいるそうで。」 …と、いきなりすごい話題が飛び出す。このように、彼のMCはまったくのフリースタイルである。しかし、その影では色々なネタ話し (実話?)を仕込んでいるのかと思うと、本当に頭が下がる思いである。
「このように、今の世の中は何が起こるかわかったもんじゃないということで…。え〜、今朝、家で飼っている猫がですね、なんと雀を 口に咥えてきてですね、もうどれだけびっくりしたことか。しかも、もう死んでいるのかな〜と思ったら、僕の部屋の中をいきなり飛び 回って…。いや、ホント気持ち悪いもので、あれだけ可愛い雀でも、まあ身近で見ると気持ち悪い、そんな曲です次は。」
「違います。そうじゃないです。」
 またまた清水の素早い突っ込みが入る。一真の体験話だと思ったら、いきなり曲紹介であるのに…である。調子がいいなあ今日は。

 さて、次は清水のMCの番だ。6曲目の Gumbo の後だ。曲が終わると、すかさず「え〜、今のが、名曲 Gumbo 、 でした。」…一転して清水ワールドに突入だ。あまりに世界が変わったので、思わず吹き出してしまう。
「え〜〜と、ここらで…、暖まってきたところで…、そろそろ…、ちょっとしっとりとした曲を…やるんですけれども…。」
 言葉と言葉の間隔も再現するならばこんな感じである。
「…また、ドラムの、渥美君、歌います。………え〜……、曲は、夕立という曲です。……今日なんかに…、ピッタリだね。」
「それこの間も同じ事言ったよ。」
 今度は一真が間に入った。清水も答える。
「な、最近いっつも雨だな。」
「梅雨の、秋雨前線に大感謝だよ清水さん。」
 いやもう、ツーカーの仲じゃないですか。こんな感じで7曲目、夕立にすんなり入っていけた(はずだ)。

いい指してます いい表情してます

 夕立が終わって、またMCは一真に戻る。
「私の最近のライブでの課題は、必ず一発、お客さんに大爆笑をさせることで。…まあ色々考えたんですけど、脱ぐしかないかな…。 …と思った時期もありました。まあそれは、やってもしょうがないことで…。でも、思ったんですけど、“うんこちんちん”ってドリフ ターズのセリフがあるじゃないですか。あれを聞いただけで、僕の小さい頃は笑ってたので…今から僕が言いますから、みんな笑って ください。いいですか?」
 一真は賭けに出たのだろうか。私はただ見守るだけだ。
「うんこちんちん!」
 お客さんは苦笑い…。
「うんこちんちん!」
 一真は再度たたみかけるが、まだお客さんの反応は薄い。
「あれ、もしかしたら言い方ですかね、うんこ(こ←にアクセント)…うん“こ”ちんちん!」
 一瞬沈黙があった。お客さんはそこまで頭が回らなかったようだ。すかさず、
「くぉら、お前らだけでも笑え!!」
 我々メンバーが怒られてしまった。我々も沈黙していたうちの一員だったからだ。笑いとは難しいものです。
「まったく、じゃあそんな“うんこちんちん”なメンバーが、“うんこちんちん”な曲をやります。ぐるぐる Night!」
 こうして、なんとか8曲目にもっていけたのだ。

 そのあとは10曲目の Mountain Pa Pa の曲中に、お客さんを煽る系のMCを行ったりしたが、このレポート、 いかがだったろうか。こうして見てみると、曲の演奏の説明するより Dixie Pork のライブというものがわかっていただけたのでは ないだろうか。自分的に面白かったので、またいつか書きたいと思う次第である。でも、ホントは実際ライブに来ていただいて、 原寸大の我々のライブを見ていただけたら…と願うばかりであることは言うまでもない。


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