1、Dixie Pork | 2、Dx Choco |
---|
久しぶりのクロコダイルでのライブだ。そして今回はライブレポートを始めてから、ちょうど
50回目にあたる日だ。だから何なのだ。
さて、いつものことながら1時間ステージということで、今回は10曲と曲数も多い。でも最近は長いステージを多くこなしている
Dixie Pork である。これくらいのことで大変だと思ってはいけない。いつも思うのだが、ライブレポートでは大体、何曲目にこれを
やって…という文章を書いていることが多い(他の人は知らないが…)。だから、今回はMCについて触れてみたいと思う。
MC云々より演奏の方が大事だ!…と思われるかもしれないが、いやいや、MCもライブの一部分と思っていいくらい大事な演目だ。
ライブで唯一、演奏者とお客さんが身近に感じられる時間でもあるのだ。曲順はいつも上の方に書いてあるので、それを参考にして
もらって、ここでは曲間のMCをそれぞれ取り上げてみたい。
最初にMCが入ったのは、2曲目の終わった後…一真の「ありがとうございます。Dixie Pork です。」という
挨拶から始まった。そして「いいステージというのは始めの2曲でわかるもので。」の後に、「いいお客さんというのも始めの2曲で
わかるもので…。」と続いた。結構挑戦的だ。お客さんはじっとこちらを見ている(ような気がした)。まだまだ一真の挨拶は続き、
「ライブでは何が楽しいかというと、ステージ上から見える、いい女の人の顔ですよね。…まあ今日はあいにく、いい女の人はいません
でしたけれども。」
「あらあら。」
素早く清水の合いの手?が飛ぶ。なかなか呼吸のそろったMCであったといえる。そして、3曲目に入る前にはお馴染みのセリフ、
「それでは、このとっちゃん坊やが歌います。ドライブへ行こう!」
渥美が歌う歌は、大抵こんな感じで紹介される。渥美本人は嫌らしいが、それでも一真のMCを止める事は誰にもできないのだ…。
その次にMCが入ったのは4曲目の後だ。これも一真で、「ハムスターに噛まれて亡くなった男性がいるそうで。」
…と、いきなりすごい話題が飛び出す。このように、彼のMCはまったくのフリースタイルである。しかし、その影では色々なネタ話し
(実話?)を仕込んでいるのかと思うと、本当に頭が下がる思いである。
「このように、今の世の中は何が起こるかわかったもんじゃないということで…。え〜、今朝、家で飼っている猫がですね、なんと雀を
口に咥えてきてですね、もうどれだけびっくりしたことか。しかも、もう死んでいるのかな〜と思ったら、僕の部屋の中をいきなり飛び
回って…。いや、ホント気持ち悪いもので、あれだけ可愛い雀でも、まあ身近で見ると気持ち悪い、そんな曲です次は。」
「違います。そうじゃないです。」
またまた清水の素早い突っ込みが入る。一真の体験話だと思ったら、いきなり曲紹介であるのに…である。調子がいいなあ今日は。
さて、次は清水のMCの番だ。6曲目の Gumbo の後だ。曲が終わると、すかさず「え〜、今のが、名曲 Gumbo 、
でした。」…一転して清水ワールドに突入だ。あまりに世界が変わったので、思わず吹き出してしまう。
「え〜〜と、ここらで…、暖まってきたところで…、そろそろ…、ちょっとしっとりとした曲を…やるんですけれども…。」
言葉と言葉の間隔も再現するならばこんな感じである。
「…また、ドラムの、渥美君、歌います。………え〜……、曲は、夕立という曲です。……今日なんかに…、ピッタリだね。」
「それこの間も同じ事言ったよ。」
今度は一真が間に入った。清水も答える。
「な、最近いっつも雨だな。」
「梅雨の、秋雨前線に大感謝だよ清水さん。」
いやもう、ツーカーの仲じゃないですか。こんな感じで7曲目、夕立にすんなり入っていけた(はずだ)。
夕立が終わって、またMCは一真に戻る。
「私の最近のライブでの課題は、必ず一発、お客さんに大爆笑をさせることで。…まあ色々考えたんですけど、脱ぐしかないかな…。
…と思った時期もありました。まあそれは、やってもしょうがないことで…。でも、思ったんですけど、“うんこちんちん”ってドリフ
ターズのセリフがあるじゃないですか。あれを聞いただけで、僕の小さい頃は笑ってたので…今から僕が言いますから、みんな笑って
ください。いいですか?」
一真は賭けに出たのだろうか。私はただ見守るだけだ。
「うんこちんちん!」
お客さんは苦笑い…。
「うんこちんちん!」
一真は再度たたみかけるが、まだお客さんの反応は薄い。
「あれ、もしかしたら言い方ですかね、うんこ(こ←にアクセント)…うん“こ”ちんちん!」
一瞬沈黙があった。お客さんはそこまで頭が回らなかったようだ。すかさず、
「くぉら、お前らだけでも笑え!!」
我々メンバーが怒られてしまった。我々も沈黙していたうちの一員だったからだ。笑いとは難しいものです。
「まったく、じゃあそんな“うんこちんちん”なメンバーが、“うんこちんちん”な曲をやります。ぐるぐる Night!」
こうして、なんとか8曲目にもっていけたのだ。
そのあとは10曲目の Mountain Pa Pa の曲中に、お客さんを煽る系のMCを行ったりしたが、このレポート、 いかがだったろうか。こうして見てみると、曲の演奏の説明するより Dixie Pork のライブというものがわかっていただけたのでは ないだろうか。自分的に面白かったので、またいつか書きたいと思う次第である。でも、ホントは実際ライブに来ていただいて、 原寸大の我々のライブを見ていただけたら…と願うばかりであることは言うまでもない。
SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 花 | 無料ホームページ ライブチャット ブログ | |