ライブレポート5(by BONあつみ)



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2003.2.15.入間フェローズ open19:30〜、start20:00〜、Dixie Porkは2バンド目21:10〜、charge…500円

曲目

1、パイン(パライゾのイントロ)
2、Jagtime Ragband
3、Find My Country Road
4、ガンボ
5、Dixie Chile
6、ドアドア
7、All The Night
8、パライゾ
9、田園少年

 初めての経験だった。ディキシーポークが今のメンバーになってからちょうど一年が経ってたくさんのライブをしたけれど、キーボードの清水さんを欠いて演奏をしたことはなかった。フェローズへ向かうディキシートレイン(僕たちは機材車のことをそう呼んでいる.。)も『ディキシーの魂』を(清水さんの別称。小口さんしかそう呼んでないのだが・・)乗せていないせいなのか、いささか走り精彩を欠いている気がした。5時少し前にフェローズに到着。順調。

 この日はディキシーポークにとって、もうひとつの初めてがあった。大学の後輩のスリーピースバンド『東京ジプシールーズ』 との対バンである。'後輩にカッチョ悪いところは見せられない'そんなことを思ったのは、当然僕だけじゃなかったはずだ。
午後8時。控えめなMCの後、東京ジプシールーズ演奏スタート。控えめなMCとはうってかわり、アグレッシブで迫力のある音をフェローズに響かせる。しかも楽曲がカッコよくて、オリジナリティがあったもんだから、正直後輩のバンドながら'こいつらやる・・,と思ってしまった。そんなちょっと予想以上の後輩バンドに後押しされる感じで僕たちディキシーポークの演奏がスタートした。『ダッダッダッーダッダッ・・・・・・』ライブでおなじみのパライゾのイントロが始まる。その日のオープニングナンバーだ。ドラムに続いてピアノ、ベースそしてギターと、アンサンブルが成っていく。いつもならそこでトリッキーに入ってくる清水さんのオルガンはそこにはなかったけれど、その分バンドから出ている音にはいつもより緊張感があった気がした。

 ライブはオープニングそのままテンションの高いものだった。ライブ中お客さんの体が揺れているのが分かって嬉しくなった。 僕にとってそれはいつものことだけれど、ステージと客席の距離が近いフェローズではなおさらのことだった。いい夜だった。 初めて僕たちを観るお客さんもいたはずだ。そんなお客さんに僕たちはどう映ったのだろうか。また会いに来てくれるだろうか。
『今度の土曜日にフェローズでディキシーポークが演るらしい』そんな噂で子供から老人までワクワクしてしまう。
みんなフェローズに来てしまう。そんなバンドになりたいと思った。


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