ライブレポート44(by 渥美朋久)



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2004.6.24. 渋谷 Take Off 7

Open…18:00〜、Start…18:30〜、Dixie Porkは4バンド目、20:30〜、Charge…前売り…2000円、当日…2500円


当日の出演バンド順

1、華テープ小林
弾き語りです。トークは必見!
鼻にテープを貼っている
2、Lily Spot
色々なテイストが含まれていた

3、Himid Cafe
何となく格好良かった
4、Dixie Pork
今回はソロに燃えた?



“アキバ系”のコスチュームに身を包み
サラダスパを食らう清水裕介(26)

曲目

1、パライゾ
2、Find My Country Road
3、ダメ人間の詩
4、ガッチャ
5、ぐるぐる Night
6、All The Night


 渋谷 Take Off 7、晴れ。以前にも一度出演したことのある、K's Music さんの企画イベントに 出演するために、僕たちは渋谷に来ていた。イベントに出ても、なかなか自分達に合うバンドに巡り会う事は少ないが、この K's Music さんのイベントでは以前、たいへん素晴らしい出会いをしていたので、今回も期待していた。

 まず始めに演奏したのは「華テープ小林」という、ほんとうに何だかわからない名前の、弾き語りの人だった。 しかし、ステージに彼が上がったら、僕は失礼ながら爆笑してしまった。ステージに立つ小林さんの「華?(鼻)」には、鼻の通りを 30%以上良くするといわれるものが付着していたのだった。名称は分からないのだが、まさかこれを「華テープ」と名付けてステージに 出るとは…、小林さんに一枚である。
出番前に仲良く『眠』をとる  さて、その小林さん、MCは華テープに負けない面白さであったのですが、歌声はそのイメージを吹き飛ばすほど甘く、透き通る もので、自分も目をつぶると、まさかこの歌があの華テープから…と思うほどだった。その落差、あっぱれ。。。。
 続いては女の子ボーカルのポップスバンド、Lily Spot。このバンドは、また華テープ小林とは異なるあっぱれぶりで、それがどんな あっぱれぶりかというと、本人達が言うよりも複雑に見えた振り付けを、客に叩き込んでいたことであろう。しかも、その振り付け講座の あと、客がその振り付けを、意外なほど出来ていたということである。まさに成せば成る、成さねば成らぬLily Spot の振り付け …字余り。である。
 3番目に出演したのは Himid Cafe。このバンドは一転、正統派のロックバンドであった。演奏がものすごく上手で、曲もカッコ良い。 だが、あまり上付いたところがなく、ルーツを感じた楽曲だった。こういう骨太なバンドに出会うと、なぜか頑張りたくなる。そんな バンドを、あたかも父親の様に思ってしまうのは、僕だけであろう。

 そして、僕たち Dixie Pork である。いろんな音楽性のバンドが出演するこの企画のトリをつとめるとあって、 僕らは大胆にも本番前に急遽曲目を変更した。
やはり清水の帽子が気になる 清水の帽子が気になる  ジャンル様々な中で自分達を出すには、やはり自分達を100%出せる曲がいいと判断して、1曲目にこの日やるはずではなかった 「パライゾ」という曲をもってきた。この曲は Dixie Pork というバンドの原点だと思っている。いろんな事に迷った時は、とりあえず ここに戻ろうと思う曲だ。それほどバンドメンバーが信頼している曲なのだ。「ヘイヨー、ヘイヨー」というふざけた掛け声から入る この曲は、やはりメンバーの一体感を生んだと思う。また、3曲目にやった「ダメ人間の詩」は、この日初めてのお披露目だったのだが、 後で聴いてもまとまりがある。もし、この日の1曲目に「パライゾ」を演奏していなければ、ここまでまとまりがあったかどうかは 疑問である。
 僕自身、1つの曲にそれほどのパワーがあるなんて、あまり信じていなかった。しかし、迷いが生じたときに、メンバー全員が求める 曲がある…。今回は、1つの曲のもつ力を、実感させられてしまったライブだったのではないかと思った。

 今回で2回目のこのイベント、様々なジャンルを交えてやるこのイベントに出て思ったことがある。
ブルース・リーよろしく、ロックは「Don't think feel」だってことだす。
 


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