ライブレポート42(by 竹内大輔)



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2004.6.6. 入間 Fellow's

Open…19:00〜、1st.Stage…20:00〜、2nd.Stage…21:10〜、Charge…800円


ワンマンライブ

Dixie Pork
色々あった1日だった



曲目

 
 1st.Stage  2nd.Stage
1、Dixie Chile 1、Mountain Pa Pa
2、Find My country Road 2、Jagtime Ragband
3、1%雨降り小僧 3、田園少年
4、Bongo A Go Go 4、Dixie Train
5、ドライブヘ行こう 5、Eko Eko
6、GUMBO 6、Jet Stream
7、あくびの出る歌 7、スーパーマン
8、All The Night 8、ドアドア
9、ガッチャ 9、ぐるぐる Night
10、夕立 10、パライゾ


 久しぶりの Fellow's である。前回が1月だったから、もう半年近く経っていることになる。 しかし違うのは、今回はワンマンライブだということだ。2ステージも時間をいただいているため、必然的に曲数が多くなる。具体的に 言えば、1ステージ約50分が2回、合計20曲という数である。この長い時間、お客さんを退屈させてはいけないのである。果たして 我々の演奏はもつのであろうか…。
まだガラ〜ンとしている  本来は19:30スタートだったのであるが、お客さんがまだ来ない(!)ため、時間押し押しで、結局始まったのは20:00ぐらいだった。 このことは我々に緊張感というものを消えさせる一方で、気持ちの緩みを根付けさせる結果となってしまった。
 何と言ったら良いのだろう…。心ここに在らずと言ったら言い過ぎであろうか。演奏とかそういうのはもはや構わないのだが、この 演奏に向かっていく態度というのが、どうも上向きな気がしない。もともと今日はラフにやろうというコンセプトはあったのだが、 それは「気が気でない演奏」ということなのだろうか。曲順とかも頭に入っていないのか、曲と曲との繋ぎが悪い。つまり流れが悪い。 こういうのは演奏以前の問題なのではないだろうか。
 実は6曲目のGUNBOからゲストとして、パーカッションの阿部拓歩君を加えて演奏を続けたのだが、これも何だか賛否両論で あったように思う。彼が加わった事によって、演奏や気の緩みが改善されたというのはある。だが、普通に我々を見に来たお客さんの 視点では、どうしてわざわざパーカッションを加えるのか…とも思われたことであろう。パーカッションを加えての演奏は今回が 初めてで、どっちにしろそういった練習はせず、半ばセッション感覚で演奏は行われたのだが、それが裏目に出たらしい。
 1ステージ後の休憩部分の我々のテンションの低さといったら、文字通り最低だった。だが2ステージ目がまだ残されている。 お客さんも何人かは見てくれている。ちゃんと期待に答えなければならないのは我々のもはや義務なのではないか。他のメンバーも 大体同じ事を考えているのだろう(と思いたい)。こうして色々な課題を抱えつつ、第2ステージは幕を開けた。

 2ステージ目の最初は、普段はライブのラストの曲としてよく使われている、Mountain Pa Pa から始まった。 今回はパーカッションを加えての演奏だった いつもと違う雰囲気が今回はプラスになったんじゃないかと思う。これは3曲目の田園少年にしても同じ効果が得られたのではないか。 4曲目の Dixie Train が終わった時、ハプニングは起きた。2ステージ目もパーカッションを加えて演奏していたのだが、その彼が お客さんの1人に、「演奏態度が悪い」と素で怒られてしまった。実は彼は演奏中煙草を吸っていた(本人は少しキザな一面を見せつつ 演奏しようという試みだったのではと思うが)のだが、それが特に気に入らなかったらしい。我々も一瞬あっ気にとられてしまったが、 この事がいちばん我々の気を引き締めてくれる材料になったのかもしれない。

 その後の説明は不要である。というか、そこまで説明もしたくない。今回は我々メンバー、お客さん、そして Fellow's のマスター等など、色々な人との気持ちのすれ違いが生まれた結果のライブだったように思う。ただこれだけは言って おきたい。我々はなにも演奏が適当になったのではない。先ほども書いたが、今日はもともとラフにやろうという予定だったのである。 何がいけなかったと言えば、ラフにやるのがお客さんの求めている音ではない、ということを我々が読めなかったということで あろうか。このことは確かに反省するし、次への演奏の参考として、多いに心にとめる事である。しかしどうも他のメンバーは、 ちょっとやる気がなさすぎる演奏だったんじゃないか…とか、もっと考えてライブをしなきゃ駄目だった…等と言っていたが、だったら なぜ最初からこのコンセプトを実行することにしたのか。『ラフさ』というのはそんなに好ましくない事なのであろうか。こういった 数々の疑問を抱えながらも(私だけかもしれないですが…)Dixie Pork は今日も歩みつづけるのです。

 我ながら綺麗にまとめた(笑)


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